院長ブログ

2018.10.13更新

先日、建長寺に墓参りに行ってきた。もうすぐ17年になる、ここに墓を建てたのは。 それまでは倉敷の寺に遺骨を納めていた、この商売どこに落ち着くか分からなかったからだ。この寺は禅宗であり、華やかさはないがどこかジーンと趣がある、円覚寺よりも私は好きだ。境内にはサザンの桑田君(友達ではない、年下だから)が学んだ鎌倉学園がある。以前は墓参りは欠かさなかったが、ちょっとご無沙汰をすることが多くなっていた、まさに親不孝である。最近、反省し、いろいろあったし、月1で墓参に出かけている。車で八幡様の前を左折することなく、直進し、緩やかな坂を少し走るとその寺はある。17年前の記憶が思い出される、親父を助手席に乗せ威風堂々を流しながら骨壺を建長寺へと運んだ。その親父も30数年の時を超えおふくろと同じ場所で眠っている。何故か墓参の後は心が洗われる、線香の匂いにも神妙になる。墓の前で親父、おふくろに現況報告と親不孝を謝り、ちょっとお願いもする。そんな日はいつもあの気配がやってくる、風呂場で背中をそっと擦るような、いつもお前を守っているぞと言ってくる、親は死んでも側にいる間違いなく。

投稿者: 迫田産婦人科