院長ブログ

2018.12.01更新

以前、インフルエンザ治療薬のタミフルの異常行動が問題になったが、イナビル(インフルエンザ治療吸入粉末剤)にも同様の異常行動の可能性があることが警告されている。
正確に言えば、インフルエンザの患者さんは、抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類に関わらず、異常行動に関連すると考えられる転落死等が報告されています。 イナビルを含め、抗インフルエンザウイルス薬の使用については注意が必要とのことです。 異常行動とは、就学以降の小児、未成年者の男性で報告が多い(女性でも報告あり)。 発熱から2日間以内に発症することが多い。 異状行動の例は、突然立ち上がり、部屋から出ようとする。 興奮して窓を開けベランダに出て、飛び降りようとする。人に襲われる感覚を覚え、外に走り出す。 突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする。 自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない。 変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る。
事故を防止するためには、発熱から少なくても2日間は、就寝中を含め、特に小児、未成年が容易に住居外へ飛び出さないために、例えば、以下の対策を講じることが必要。
玄関や全ての部屋の窓を確実に施錠する(内鍵、チェーンロック、補助鍵など)。 ベランダに面していない部屋で寝かせる。 窓に格子のある部屋がある場合は、その部屋で寝かせる。 一戸建ての場合、1階で寝かせる。 つまり、熱が出てから2日間は子供の監視を怠ってはいけないということです。

投稿者: 迫田産婦人科