風疹最新情報

10月10日現在、市内の今年の風疹患者数は60人、うち男性43人、女性17人となっており、特に30代男性(10人)、40代男性(18人)が突出しております。実は小生も40代で風疹にかかりました。20年も前になりますが、手術をする前に手を洗っている時でした(手術の前には手をたわしみたいなものでゴシゴシ洗うんですよ、だから手が美しい)、目の前の鏡を見ると、いや~いい男!?ではありません。目が真っ赤になっているんですよ、あれ!?playstation FinalFantasyのやりすぎかな~と思ったんですが、顔全体に小さな発疹がでていて、耳のうしろのリンパ節も腫れている。そういえば、先日病院の夜間当直の際、深夜に診た大学生、風疹だったよな~、やばい、そうです、かなりやばい、なんとまあ産婦人科医が風疹にかかるなんて。慌てて皮膚科のDrに診察をお願いしたら、結果は案の定、風疹でした。皮膚科医、看護師が半歩後ずさりをしていたように感じたのは気のせい?。情けなかったです。さあ~、すぐ上司に報告、ちょっと冷たく 仕方がないねえ~ で、病棟に行き事情を話したが、ここでは完全に2歩ほど引かれた。みんなの目は例えるならば、いいからもう帰って、でも患者さんたちをどうすんの?だった。悲しいかな、産婦人科医が風疹にかかると最悪、被告人扱いであった。しかし、それはしょうがありません、風疹のあの男子大学生が悪いわけでもありません、実際、くそーとは思いましたが。で5日間の自宅待機、その間私は針のむしろ状態でした。患者さんには本当に迷惑をおかけしました、もちろん上司、スタッフにもしばらく頭が上がりませんでした。これが、妊娠中の奥さんがいる男性だったら、もう完全に、出ていけ!状態ですよね。ご主人さんたち、お願いですから、抗体検査、予防接種をしましょうね。